2002年5月24日(金) 情報の恒久的な保存と伝承に関する考察



どーもこんばんわ。最近は考える事が多すぎるのーべんです。






さてみなさん。あなたはどこから情報を得ますか?

情報なんて堅い事じゃなくても、音楽や映画とかでもいいです。

本とかCDとかビデオとか・・・。色々ありますよね。


しっかし!

レコードとか、ちゃんと再生できますか?

針が折れたり、板が割れたり擦り切れたり・・・。

それはディスクやテープでも同じ事ですよね。

実はそれが今、世界中で問題になっている事のひとつなのです。

レコードを聴きたいけど再生できない!ファミコンをやりたいけど本体が壊れている!

などなど・・・。あなたにも身に覚えのあることでは?

これが個人的な小さい事であればさほどの問題になりませんが重要なモノとなったらどうでしょう?

現に、いつやらの大統領の歴史的な演説を録音してある媒体が再生できなくなっていたり・・・。

なんて事例もあります。


何故これが問題視されているのか!?

それは歴史的事実の伝承にあります。

数年前に情報の国際的な会議がありました。

そこの締めくくりでこんな例え話が出されました。


未来、我々の子孫が人類の足跡を探ったときに彼らはある物を発見した。

それは紙や磁気テープ。それに黒い粉。

紙や磁気テープは部分的にではあるが、なんとか読みとれることが出来た。

だが、黒い粉に関しては全く再生は不可能だった。

唯一、完全に読みとれた物は古代人が残した石版だけだった・・・。



という、笑えない冗談がありました。

ちなみに、ここで言う黒い粉とはディスクが風化してしまった物を指します。

そう。現在で主な保存媒体となっているディスクは非常に風化しやすいのです。

それは一日や一年の気温差によって起こる自然劣化で、これは物によって耐久年数が違って

磁気テープは50年〜100年。CDで20年。DVDとなると更に短くなるそうです。

紙も、洋紙ならば200年弱くらいでボロボロのパラパラになる物が多いそうです。

豆知識:一番保存がいいのは和紙に墨で書いた物で、1000年経っても余裕で大丈夫だそうです。


最近は、その問題に対する意識から、80年保つMOがあるそうですが

数年サイクルの情報世界でMOという媒体自体が80年以上も使われるとは思えません。

つまり、次々に新しい媒体に置き換える必要があるのです。

しかも、絵ならJPG、GIF。音ならMIDI、WAVE、mp3。

などがありますが、この方式も長期間にわたって使われるのか疑問です。

これも次々と置き換えなければならない可能性が出てくるでしょう。


ここでDVDが売っている店に行ってみて下さい。

さすれば昔の名作がDVDで甦っているのを見ませんか?ウルトラマンとか。

これは古くなったテープから色彩などを鮮やかに復元してDVDに収めたモノです。

そう。こうやって不朽の名作を名実ともに不朽にする必要もあるのです。

だからさ










































コピーガードなんて付けんな!











著作権よりも大事なことがあるはずです。

以上!





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